• 2022.02

    写真展「詠む写真」と、その周辺

    写真展葉書表

    会期:2022年3月3日(木)〜3月13日(日)
    会場:WHYNOT.TOKYO https://whynot.tokyo
    住所:153-0053 東京都目黒区五本木2-13-2 1F
    営業日:木〜日曜日
    営業時間:13時〜18時
    お問い合わせ:info@whynot.tokyo

    Statement—

    2010年にフランス国立図書館に収蔵された作品「詠む写真」のテーマは水の循環。
    水を巡るイメージを日本の俳句に見立てて、
    十七音ならぬ十七点のミニマムな写真作品によって構成している。
    それは自然摂理における水の循環が、
    人の生活や環境にどう表現されているかを描いたつもりである。
    あれから十二年が経過した。
    その間、第二作となる「詠む写真その二」の制作に何度も挑んだ。
    そのために撮りおろした作品のカット数は数百カットになる。
    第二作として選んだテーマは植物だ。
    植物が生み出す様々な造形やマテリアルを並べることによって、
    その美しさの循環と儚さを描くつもりである。
    しかし現在進行形で未完成のままである。
    果たしてこの手法による十七枚の組み写真に可能性はあるのだろうか。
    いまだに暗中模索だ。
    今回、同時展示する森の作品三点は、「その二」の制作過程の中から生まれたものである。
    テーマは植物の造形に於けるイメージの交錯。
    時に自然界の造形は私たちの身体と重なり、イメージの相似形を成す。
    それは原子の構造が宇宙の構造と相似形なことに集約されるからなのだろうか。
    自然界の造形やマテリアルは、あらゆるものが相似形に存在する気がしてならない。
    それらは、イメージという形で私たちの身体に繋がっている。
    作品点数は三点ではあるが、 これも私の中では「詠む写真」である気がしている。

  • 2021.10

    年末チャリティー撮影会 - 森の隣りの写真室 × アトリエ マジョレル -

    フランスアンティークを中心に、ヨーロッパ各国からの家具や照明器具などを集めたお店「マジョレル」とのコラボレーションによるチャリティー撮影会を開催します。

    コロナ禍で生活スタイルが変化して、友達と会えなかったり、実家に帰れなかったり、大切な人を失ったり、、、今まで考えなかったことを思うようになりました。
    そして、会えない人、毎日会っている人との”絆”を感じるようになった人も多いのでは。

    いろんな想いを込めて、年末に記念写真はいかがですか。
    お一人様でも、友達同士でも、ご家族でも、ペットと一緒でも。
    年賀状にも間に合いそうですね。
    写真データ(2〜3枚)は、写真家によるセレクト後、数日以内にメールでお送りいたします。

    2021年11月19日(金)・20日(土)・21日(日)10:00〜
    1日 限定30組 時間 1組約30分 1組 10,000円
    ※21日(日)の午後のみ、沢田昌人さんとなります。
    ※要予約

    予約方法
    マジョレルホームページのニュース → チャリティー撮影会 →〈受付中のイベント〉でご予約ください。
    https://www.majorelle-jp.com
    もしくは直接お電話で。03-5787-6777

    写真家
    蓮井 幹生 https://hasuiphotostudio.com
    沢田昌人 https://novaeopus314.com

    撮影料は、東日本大震災復興の一環として生まれた、宮城県石巻市雄勝町にある体験施設『モリウミアス』に寄付されます。
    https://moriumius.jp

  • 2021.09

    蓮井幹生 映像作品「ドキュメントと映像の力」上映&トークセッション

    kunitokotachi

    クニトコタチ

    Thermos

    THERMOS

    solaseedair

    Solaseed Air

    ドキュメンタリーと一口に言ってもさまざまな表現があります。
    写真家蓮井幹生が記録として撮影し編集したドキュメント作品と、広告をドキュメント手法によって撮影した作品を上映いたします。またこの制作に関わられた方や出演者とのトークセッションも開催いたします。

    第一部 出雲大神宮奉納「クニトコタチ」
    この奉納公演は、2019年に東京バレエ団のダンサーであるブラウリオ・アルバレスと南江祐生が、民族や文化、宗教、世代を超え、異なる文化や芸術が出会い、違いも認めながら融合し、表現することが大切だという想いで企画しました。それに賛同した能楽師 辰巳満次郎(宝生流シテ方)と和太鼓集団 鬼太鼓座(おんでこざ)、美術家 山口和也、そのほか有志が参加して2021年5月8日に行われました。
    公演は一回限りで、感染予防もあってリハーサルは行わず本番のみでの開催となりました。
    映像は、ストーリーを再現し、公演の全記録として仕上げるために、蓮井をリーダーに3人のカメラマンと6台のカメラで撮影されました。
    撮影された膨大なデータを蓮井が編集し、音楽を切ることなく編集されたノーカットの映像記録です。
    できる限り、視聴者がその現場にいるかのような映像表現を目指しています。

    トークセッション
    能楽師 辰巳満次郎(宝生流シテ方)× ブラウリオ・アルバレス(東京バレエ団)× 南江祐生(東京バレエ団)× 鬼太鼓座 × 蓮井幹生

    第二部 広告作品
    SIGMA「Aizu Movie」2018年公開
    創設250周年 バカラ展 永遠のきらめき 映像インスタレーション「メゾン篇」「マニュファクチュール篇」 2014年公開
    五島の椿 着物制作ドキュメント染織家 志村洋子「制作篇」「インタビュー篇」2020年公開
    サーモスブランドムービー ディレクター:坂部康二
    ・福岡県糸島市 海水100%塩づくり・平川秀一氏 2016年公開
    ・宮崎県美郷町 備長炭の窯出し・奥井さんご夫妻 2016年公開
    ・山梨県北杜市 天然氷の切り出し・高橋秀治氏 2016年公開
    ・新潟県南魚沼市 越後上布雪ざらし・中島清志さん一家 2020年公開
    ※それぞれインタビュー篇とCM篇を上映します
    ソラシドエア ローカルプライドムービー CMディレクター:今村直樹
    「決意の移住編」「夢への挑戦篇」「家族の幸せ篇」 2021年公開
    オフコマーシャルシリーズ CMディレクター:今村直樹
    ・九州パンケーキ ブランドムービー 生産者篇
    ・畳と(制作途中作品)

    トークセッション
    今村直樹(CMディレクター)× 蓮井幹生

    概要
    日程:2021年11月9日(火)、10日(水)
    上映時間:13時30分開場、14時開演、17時終演予定
    会費:1,000円
    全席自由席 / 立ち見不可 / 事前予約可
    ご鑑賞当日13:30より受付を開始いたします。予約なしでもご入場可能ですが、満席の場合はご入場をお断りすることもございますので、予めご了承ください。
    予約方法:メールにてご来場日、人数、お名前をお送りください。 toyamaterunobu@icloud.com(担当:外山)

    会場:東京都写真美術館ホール
    住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
    最寄駅:JR恵比寿駅東口より徒歩約7分。東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分。
    駐車場はございません。お車でご来場の際は近隣の有料駐車場をご利用ください。

    主催:有限会社蓮井幹生写真室

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